三つ峠 [山の話]
長期休暇前にいつもかかってしまう、”休み前にいろいろ済ませたいので、忙しくなる”病に、今回もなっていますーー;
なので、ブログがあんまり書けていませんが、今日はちょっとのんびりできています♪
というのも、明日は休日出勤の代休☆
この忙しい時期に・・・自分の首を絞めているだけのような気もしますが。
まぁ上司からも、代休は権利だから羽を伸ばしてこい!と言われているので、伸ばしちゃおうかなぁと思ってます^^
さて、前置きはこれくらいにしておいて、11月の3連休に行ってきた三つ峠の写真をアップします。
三つ峠は山梨県都留市、西桂町、富士河口湖町の境界にある1785mの山です。
富士山が一望でき、関東からのアクセスも良いことから、人気の山です。
そして岩場があるので、クライマーも多くいます。
ルートは、富士急行の三つ峠駅からのルート、河口湖側からのルート、国道137号にある御坂トンネル手前の御坂峠からのルートがあります。
今回は、今年の登り納めということで、のんびりとしたかったので、距離が最も短い御坂峠からのルートにしました。
11月23日・・・
寒かったです><
山中湖畔のコンビニで昼食を買ったんですが、そのときの車の外気温計はゼロ!
見ただけで寒くなりそう
10時過ぎから歩き出したんですが、初めの30分はカラダが温まらなくて凍えてましたぁ
きつくないダラダラとした登りを歩き、ようやくカラダが温まってきました。
途中からは、霜柱がたくさん見られましたよ
山は冬景色です
そしてこんな珍しい風景に出会いました。
なんだか分かります??
遠目で見ていたらゴミかなぁと思っていたんですが、近くに寄ってみると氷でした!
他の登山者に教えてもらったんですが、草木が呼吸した息がそのまま凍って、このような形になるそうです。
自然の神秘に魅せられました^^
1時間ほどで、木無山山頂です。
快晴で、最高の富士山が見えました
雪は少なめ?
まったりとした後、三つ峠山荘と通って、三つ峠山頂に到着です。
山頂にはいくつもの電波塔があって、周囲を散歩したり、クライマーの方がクライミングをしている様子を見たりのんびりと過ごしました。
たまには、ゆっくりとした山行もイイですね♪
昔からクライミングはやってみたいなぁと思っていて、出会ったクライマーの方は山岳会に所属されていて、快く誘ってくれまいした。
住んでいる地域がちょっと離れているので、入会は難しそうですが、来年はクライミングに挑戦してみようかなぁ・・・
帰りも来た道をのんびりと下って無事に帰ってきました。
このルートならば初心者の方でも、気軽に山を楽しめます。
山荘も通年を通して開いているので、美しい富士山を楽しんでみてはいかかでしょう。
最後にコースタイムです。
ペースは速めかな!?
10:05 駐車場出発
10:35 ベンチ
10:50 木無山
11:00 三つ峠山荘
11:15 同周辺 発
11:40 三つ峠山頂
周辺を散策
13:20 三つ峠山荘 発
14:00 駐車場
常念岳・蝶ヶ岳 -その4- [山の話]
蝶ヶ岳まではアップダウンが4回くらいあります。
そんなに標高差はないので、ペースを崩さずに歩けば問題ないと思います。
蝶ヶ岳までの稜線。中央左が蝶ヶ岳で、中央が蝶槍。
後ろを振り向けば、常念岳が見送ってくれていました。
すいぶん下ってきましたぁ また来たいな♪
そして、右手にはずーっと、槍ヶ岳が見守ってくれていて、穂高連峰は徐々に大きくなってきました。
いつかは行ってみたい槍ヶ岳。来年あたりかな??
いつかは行ってみたい(その2)^^; 穂高連峰
蝶ヶ岳周辺は色づいていました☆
ここまでくれば蝶ヶ岳ヒュッテはすぐそこ
蝶ヶ岳ヒュッテで昼食を取ったあと、一気に下ります。
ギアチェンジをお忘れ無く。。。
と、ギアチェンジってみなさんは何をしていますか??
わたしは、靴紐を締め直します。
下りは、足首や足の裏への負担が大きいため、足首あたりの靴紐を登りよりきつく締めて、
靴の中で足が動かないようにしています。
ひたすら、ひたすら下って無事に三股に到着しました。
今回の山行は、とにかく天候が良くて、目的であった槍ヶ岳と穂高連峰の展望が最高だったのでとても満足しています。
ただ、両日とも長い時間歩いたので、初心者の方にはちょっときつめのコースかもしれません。
わたしの持っているガイドブックには、ヒエ平から常念小屋→蝶ヶ岳→三股へ下って、タクシーでマイカーを取りに戻るというコースが紹介されていました。
この方が、一日目の登りがそんなにきつくないのでおすすめでしょう。
ぜひアルプスの醍醐味を満喫してみてください!
最後に2日目のコースタイムです。
全体的に、普通からやや速めでしょう。参考にしてください
7:15 常念小屋
8:25 常念岳
8:55 同 発
9:55 2512mピーク
10:40 2592mピーク
11:40 蝶槍
12:30 蝶ヶ岳ヒュッテ
13:20 同 発
14:25 蝶沢との合流地点
15:00 まめうち平
15:55 力水
16:10 登山口
16:25 駐車場
常念岳・蝶ヶ岳 -その3- [山の話]
2日目の朝。
さすがに外は肌寒かったです。
でも、この日も快晴♪
目の前には、赤焼けした雲海が広がっていました!
日の出まで色が刻々と変化していきます。いつ見ても感動します
しばらくして、太陽が昇り始めました
この時点で、カラダはかなり冷えていて、小屋に戻りたくなっていました(笑)
でも、待っていて良かったぁと思えるほど美しかったです
いつの時代になっても、朝は必ずやってきてほしいです
常念岳の斜面を見ると、紅葉した木々が朝焼けに照らされていました
日中には見られない実に微妙な色合いでした
朝食後、7時過ぎに出発しました。
いきなりの常念岳への登り・・・
まぁまぁ急なので、まだ起きていないカラダにはちょっぴりきつかったです。
ゆっくり登れば問題ないでしょう。
日の出を山頂で楽しんだ方もいたみたいで、下山者ともすれ違いました。たぶん4時半くらいに出発したんでしょうね。
がんばって登ると、そこには360°の大パノラマが待っていました♪
穂高連峰、左から前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳
その右には、槍ヶ岳
さらにその右には、立山連峰
うしろには、南アルプスと富士山
ずーっと眺めていたかったですが、この日も結構歩かなければならないので、
30分くらいで出発しました。
でもこのあとも、晴れが続いたため、右手には穂高と槍ヶ岳が見守っていてくれました^^
常念岳・蝶ヶ岳 -その2- [山の話]
前常念岳から稜線を少し歩くと、常念岳と常念小屋への分岐に着きます。
上の写真の右下に、”×”印の付いた石が置いてありますよね。。。
常念小屋へは行けない!?みたいです。
ちゃんと地図には載っているのに><
どーしようかなぁと思っていると、前にいた夫婦も迷っていました。
すると携帯電話を取り出して、常念小屋に連絡。
!!!びっくりです。ケータイが通じるなんて。
すると、小屋の人が、「行けないことは無いけど、やめておいた方が・・・」と教えてくれました。
途中で落石などがあって、ガレているところがあるそうです。
じゃぁ、がんばって常念岳への稜線を歩こうと!わたしは心に決めたんですが、
夫婦は、「行けないことはないって。じゃぁ行こう!」だって。
奥さんは、「わたしもう疲れたから、今から登る(常念岳へのルート)なんて無理~」だって。
さらに前にもう一組の夫婦がいて、大きな声で、「行けるみたいだってよー」と教えていました。
結局、二組の夫婦は常念小屋方面へ。
マジで・・・
やめておいた方がいいって、教えてくれてるのに・・・
どうしよう。。。先輩と相談した結果、まぁ途中まで行ってみて、無理なら引き返えすことにしました。
確かに地図に載っている道なんですが、非常に細いルートでした。
気を抜くと、右側の斜面に落ちそうでした。
途中のガレ場は崩落が収まっていましたが、決してオススメできるルートではありません。
時間に余裕を持って、常念岳ルートでいきましょう!
結局、自分たちはこのルートで小屋まで行きましたが、大きな反省点です。
でも、こちらのルートは斜面の紅葉がとってもキレイでした☆
ちょっと得した気分!?
山は秋の装いです。
慎重に進むと、稜線の向こう側に槍ヶ岳が迎えてくれました^^
絶対に見間違わない、その形。槍ヶ岳です
なんとか17時前に無事に小屋に到着しました。
途中、二組の夫婦は遅れていて、わたしたちに「小屋に着いたら、あと二組後にいるからと伝えておいてくれ~」と伝言を。
この時期は、17時半くらいには日没であたりは真っ暗です。
あの夫婦のペースから考えて、ぎりぎりの到着時間だったと思います。
結局、小屋で会うことは出来なかったので、心配していました。
今回の場合は、たまたま三組いて、ちょっとした精神的ゆとりが出来たため、×印のルートでも問題なく進めたと思います。
時間に焦ったり、疲れているからという理由で厳しいルートへ行って、事故・・・ということも十分に考えられます。
わたしも含めて、注意しましょう!
3連休ということもあり、小屋は大にぎわい。
寝るスペースは二畳に3人。まぁまぁですね^^;
遅めの到着だったため、夕食は19時10分からでした。
メニューはこんな感じ。
美味しかったです~
夕食後、外に出てみると満天の星空☆☆☆
ひさしぶりに天の川も見えましたぁ
写真は数枚試みましたが、真っ暗で何も写っていませんでした(涙)
いいカメラ、欲しいなぁ~
1日目のコースタイムです。
尾根までは速いペース、そのあとは普通~ゆっくりでしょう。
休憩は、40分おきくらいに約10分間取っています。
参考にしてくださいね
9:25 駐車場
9:40 三股登山口
12:10 尾根に出たところ
15:00 前常念岳
15;25 常念岳と常念小屋への分岐
16:55 常念小屋
常念岳・蝶ヶ岳 -その1- [山の話]
今年は猛暑の影響もあって、紅葉の見頃が遅れ気味だそうです。
でも、山は一気に秋めいてくる季節。
紅葉と穂高・槍ヶ岳の展望を楽しんできました。
朝、8時過ぎに登山口のある三股駐車場到着。
駐車場は、登山口近くのトイレがある駐車場と、それからちょっと下ったところにも止めれるスペースがあります。
結構広いんですが、三連休ということもあって、駐車場がほぼ満車でした。
余裕を持って、早めに出た方が良いかもしれませんね~
9時半過ぎに、登山口から出発です。
今回のルートは、三股→前常念岳→常念小屋(泊)→常念岳→蝶ヶ岳→三股です。
三股から前常念岳を通るルートは、あんまり一般的ではありません。。。
なので、他の登山客とほとんど会いませんでした。
先輩と一緒だったので良かったですが、一人なら寂しかったでしょうね^^;
このルートが一般的でないのは、前常念岳への登りが、結構な急登で水場もないからだと思います。
ゆっくりとペースを崩さずに、森の中を歩いていきます。
2時間くらいで、尾根に出て昼食。
ここから森林限界までは、ゆるやかです。
森林限界手前から、待ちに待った紅葉が迎えてくれました♪
色とりどりの紅葉、秋ですね^^
ちょっとすると森林限界で、目の前には前常念岳が見えてきます。
雲一つ無い秋空に映える前常念岳です。
よーやく見えたぁと思ったんですが、ここからが思ったより長かったです。
ひさびさの山だったので、ちょっとバテてきて、展望がサイコーでゆっくり登ったので、ペースダウンしちゃいました(苦笑)
なんとかガンバって登ると、目の前に常念岳への稜線と、山頂が見えてきました。
山頂への稜線。気持ちいいですね~
この日は、山頂には行かずに途中の分岐から小屋に向かう予定でした。
でも、このあとちょっとしたトラブル!?が・・・
長くなったので、続きは明日書きますね。
勿体ぶってゴメンナサイ><
木曽駒ヶ岳 -その2- [山の話]
まずは宝剣山荘まで戻るんですが、帰りは中岳山頂は通らずに、巻き道を通りました。
岩場なので、自身のない方はやめておいた方がいいでしょう。
宝剣山荘から宝剣岳へは鎖場と岩場がずーっと続きます。
下ってくる方と譲り合いながら、慎重に進みました。
なかなかの岩場です。気が抜けませんね
がんばって登ると宝剣岳山頂。
人が数名座れるくらいのせまーい、岩が重なり合った山頂でしたぁ
移動するのも、そろーり、そろーり・・・
でも、周りを遮るものが無いので、展望は最高でした♪
千畳敷駅が、あんなにちっちゃく見えます~
宝剣岳から先のルート。もう少し岩場が続くので気が抜けません。。。
景色を堪能してから、再出発です。
と、出発するとすぐに、おもしろい岩がありました
下りきってから撮りましたが、この岩、飛び出ているんです!
上にいたときに、恐る恐る岩の先端まで行って、写真を撮ってみました↓↓↓
手前に写っているのが、岩の先端です。
この下は・・・なんにもありません(≧ω≦)
さすがに足がすくみました
下りの岩場も慎重に行けば問題ないと思います。
しばらくすると岩場が終了して遭難の碑に着きます。
ここからも稜線歩きを楽しんで、極楽平へ。
極楽平からは左手にカールを見ながら、千畳敷駅へと下ります。
8月上旬ならば、高山植物がもっと綺麗だったと思いますが、終わりかけていて残念でした。
下っているときに、駅からの放送が聞こえてきました。
「ただいま、下りのロープウェイは2時間待ちです」
・・・ 仕方ないですね^^;
無事に下ってきてからは、ちょっと休憩して遊歩道を散策に行きました。
最後に、もう一枚だけ千畳敷カールの写真を。
本当に雄大で、綺麗で感動しました。
今回、初めて行った中央アルプス。
人が多くて、ごみごみした感じかなぁと心配していましたが、
ルートのどの部分の非常にゆったりと歩けたのでビックリしました。
バスやロープウェイも待つには待つんですが、そんなに苦にならなかったのも不思議です。
一気にロープウェイで2600mまで登れて、誰でも気軽にアルプス気分が楽しめます。
体力に自身のない方は遊歩道、ちょっとがんばってみたい方は、八丁坂→木曽駒ヶ岳山頂、岩場もぜひ!という方は宝剣岳まで足をのばしてみてはいかかでしょうか?
最後にコースタイムです。
”登山経験者”ならば標準的なタイムでしょう。
8:20 黒川平バス停
9:00 しらび平駅
9:45 千畳敷駅
9:55 登山開始
10:35 乗越浄土
11:05 中岳山頂
11:30 木曽駒ヶ岳山頂
12:20 山頂 出発
12:45 宝剣山荘
12:55 山荘出発
13:10 宝剣岳山頂
13:25 山頂出発
13:50 遭難の碑
14:00 極楽平
15:00 千畳敷駅
木曽駒ヶ岳 -その1- [山の話]
残暑がまだまだ厳しそうですが、山では一気に秋めいてきます。
そう、夏山シーズンは終わりなんです。。。
夏山を最後に満喫したい!!ということで、8月最後の土曜日に中央アルプスの木曽駒ヶ岳に行ってきました。
一週間遅れですが、アップしたいと思います^^;
木曽駒ヶ岳は、ロープウェイで2600mくらいまで一気に上がれて、手軽にアルプス気分を満喫できる山です。
今まで中央アルプスに行ったことなくて、今回は山に数回しか行ったことのない先輩も一緒だったので、そんなにきつくないこの山にしました。
中央道の駒ヶ根ICを下りて、北上。
菅の平バスセンターを越えて、黒川平の駐車場に止めれました。
この日は、天候がとーっても良くて、登山客が沢山いました。
ここからロープウェイのしらび平駅まではバスで行くんですが、ちゃんと!?臨時バスが出ていて意外とスムーズに行けました。
バスの中では、名所などを案内する放送が流れていて、ちょっとした観光気分♪
40分くらいゆられて、駅に到着です。
と、スムーズに来れたのはここまで。
さずがにロープウェイの臨時便は無いために、30分くらい並びましたぁ
ロープウェイでは、一気に1000mを7分30秒で上がります。
途中、滝や沢歩きをしている人など、景色を楽しめます。
終点の千畳敷駅に到着。
外に出ると、目の前は大パノラマでした!
駒ヶ根市と南アルプス、その遠望に富士山が頭を出してます。
ちょっと見えにくいですね><
しかも興奮しすぎて、指が写っちゃってます・・・
振り返ると、千畳敷カールが迎えてくれました。
緑がとっても美しい~ 左のピークが宝剣岳です。
このカールの麓には、剣ヶ池の周りに遊歩道があって、ここの散策だけでもアルプス気分は十分味わえますよ^^
さて、景色に見とれながら、山頂を目指します。
上の写真、カールのど真ん中にある白いところが八丁坂というルートになっています。
拡大するとこんな感じ↓↓↓
結構、急なんです。今回のルートでイチバンきついところでしょう。
30分くらいガンバって登ると、乗越浄土というひろーい場所に着きます。
ここから宝剣山荘の横を通って、中岳まで軽く登ります。
中岳山頂から。目の前に頂上山頂と、木曽駒ヶ岳が見えます。
ここからも気持ちのいい散歩を楽しみながら、山頂を目指します。
山はいつ歩いてもサイコーです♪
木曽駒ヶ岳山頂。結構広くて、岩がゴロゴロ。
御嶽山もくっきり見えて、昼ごはんの美味しさ倍増でしたぁ
つづきは、また次回書きます。。。
岳 [山の話]
白馬岳 -その4- [山の話]
白馬岳の花の写真の続きです。
今年買った、富士フイルムのデジカメZ5fd。
前に持っていたF440の方が景色の写真の色合いとかは好きですが、花の写真がキレイにとれるので嬉しいです^^
ハクサンイチゲ。素敵です♪
ミヤマアズマギク。
イワベンケイ。弁慶のようにどっしりしています・・・よね!?
アオノツガザクラの大群。多さにビックリです!
今年も会うことができました、チシマギキョウ。
白馬大池の手前、コマクサが疲れを癒してくれましたぁ、女王様はいつ見ても美しいです♪
振り返ってみると、白馬岳は本当にいろんな種類の高山植物が咲いていますね☆