常念岳・蝶ヶ岳 -その2- [山の話]
前常念岳から稜線を少し歩くと、常念岳と常念小屋への分岐に着きます。
上の写真の右下に、”×”印の付いた石が置いてありますよね。。。
常念小屋へは行けない!?みたいです。
ちゃんと地図には載っているのに><
どーしようかなぁと思っていると、前にいた夫婦も迷っていました。
すると携帯電話を取り出して、常念小屋に連絡。
!!!びっくりです。ケータイが通じるなんて。
すると、小屋の人が、「行けないことは無いけど、やめておいた方が・・・」と教えてくれました。
途中で落石などがあって、ガレているところがあるそうです。
じゃぁ、がんばって常念岳への稜線を歩こうと!わたしは心に決めたんですが、
夫婦は、「行けないことはないって。じゃぁ行こう!」だって。
奥さんは、「わたしもう疲れたから、今から登る(常念岳へのルート)なんて無理~」だって。
さらに前にもう一組の夫婦がいて、大きな声で、「行けるみたいだってよー」と教えていました。
結局、二組の夫婦は常念小屋方面へ。
マジで・・・
やめておいた方がいいって、教えてくれてるのに・・・
どうしよう。。。先輩と相談した結果、まぁ途中まで行ってみて、無理なら引き返えすことにしました。
確かに地図に載っている道なんですが、非常に細いルートでした。
気を抜くと、右側の斜面に落ちそうでした。
途中のガレ場は崩落が収まっていましたが、決してオススメできるルートではありません。
時間に余裕を持って、常念岳ルートでいきましょう!
結局、自分たちはこのルートで小屋まで行きましたが、大きな反省点です。
でも、こちらのルートは斜面の紅葉がとってもキレイでした☆
ちょっと得した気分!?
山は秋の装いです。
慎重に進むと、稜線の向こう側に槍ヶ岳が迎えてくれました^^
絶対に見間違わない、その形。槍ヶ岳です
なんとか17時前に無事に小屋に到着しました。
途中、二組の夫婦は遅れていて、わたしたちに「小屋に着いたら、あと二組後にいるからと伝えておいてくれ~」と伝言を。
この時期は、17時半くらいには日没であたりは真っ暗です。
あの夫婦のペースから考えて、ぎりぎりの到着時間だったと思います。
結局、小屋で会うことは出来なかったので、心配していました。
今回の場合は、たまたま三組いて、ちょっとした精神的ゆとりが出来たため、×印のルートでも問題なく進めたと思います。
時間に焦ったり、疲れているからという理由で厳しいルートへ行って、事故・・・ということも十分に考えられます。
わたしも含めて、注意しましょう!
3連休ということもあり、小屋は大にぎわい。
寝るスペースは二畳に3人。まぁまぁですね^^;
遅めの到着だったため、夕食は19時10分からでした。
メニューはこんな感じ。
美味しかったです~
夕食後、外に出てみると満天の星空☆☆☆
ひさしぶりに天の川も見えましたぁ
写真は数枚試みましたが、真っ暗で何も写っていませんでした(涙)
いいカメラ、欲しいなぁ~
1日目のコースタイムです。
尾根までは速いペース、そのあとは普通~ゆっくりでしょう。
休憩は、40分おきくらいに約10分間取っています。
参考にしてくださいね
9:25 駐車場
9:40 三股登山口
12:10 尾根に出たところ
15:00 前常念岳
15;25 常念岳と常念小屋への分岐
16:55 常念小屋
こんにちは。
何事もそうですが、あきらめることも大切ですよね。
まして小屋の人がそう言っているならなおさらですね。
この二組のご夫婦。
今回は大丈夫だったとしても、いつか何か起こりそうで怖いです(>_<)
by ぜろこ (2007-10-16 11:42)
ぜろこさん、こんばんは。
山では無理をして良いことは何もないと思います。
わたしも×ルートに行ったので、あまり強くは言えませんが・・・
これからも安全第一で楽しみたいですね
by red_leaves_white_snow (2007-10-17 22:31)