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仙丈ヶ岳 -前半- [山の話]

長く続いた豪雨も一段落し、いよいよ梅雨明け間近ですね。
先週は、ずーっと雨だったのですが、前から約束していたため土曜日に南アルプス・仙丈ヶ岳に行ってきました。
単独山行でないと、直前で止めれないからなぁーと思いながら行ったら、
ビックリ!意外にも晴れ間が見えて、そして暑くない。登山には良い天候でした。

この仙丈ヶ岳。ちょうど10年前、学生のときに行ったことがあります。
そのときに、高山植物が本当に綺麗で、山のすばらしさを実感しました。
この感動があったからこそ、今でも山を続けていると言っても過言でないほどです。
そんな思い出ある、仙丈ヶ岳は10年経った今でも、やはり良い山でした。

ただ、、、ちょっとしたトラブル?もあって予定外の山行となりましたぁ

仙丈ヶ岳の主な登山口は北沢峠。
この北沢峠には、山梨県側・夜叉神峠からと長野県側・伊那から入れます。
どちらもマイカーは途中まで。そこからはバスになります。
今回は、伊那から入ったのですが、高速を下りてから伊那市内で迷ってしまい、
朝一番のバス(6:00)に乗り遅れてしまいました・・・
あと、30分早起きしていれば、と思いながらも時刻表を見ると、次は8:05!
泣く泣く車の中で仮眠をとりました。
どーしても乗りたかったんです。このバスに。
なぜならば終バスが16:00。
大丈夫かなぁ??

8:05のバスで北沢峠へ。
運転手さんが楽しい解説で、周りを説明してくれました。
中央アルプスの展望も良くて、鹿の親子とも遭遇。
だんだんテンションも上がってきます。

1時間ほどで、北沢峠へ。
予定ならば、沢沿い(薮沢)を登っていきたかったんですが、連日の大雨で
水量が多く、歩けるかどうか不明と運転手さんの注意があったので、
北沢峠から尾根沿いを歩き、同じ道を引き返すルートにしました。

歩き始めて、すぐに深い森が迎えてくれます。
南アルプス特有のスギ・ヒノキ→ブナ・コメツガ・シラビソ→ダケカンバ、と
木の背丈が低くなり、森林限界後、ハイマツとなるパターンです。
いつ歩いても南アルプスの緑は最高です♪



4合目から山小屋のおじさんと一緒になり、いろいろ教えてもらえました。
結構、年配の方なのに、すごい荷物。感心します。
2時間くらいずーっと登っていくと、大滝頭という広い場所に出ます。
ここからは鳳凰三山(薬師・観音・地蔵岳)がよく見えました。(これもおじさんに教えてもらいましたぁ)


右から、薬師・観音・地蔵岳

でおじさんに、「あなたたち良いペースで歩いてるから、大滝頭からなら1時間もあれば余裕で下山できるよ~」と言われました。

ここでおじさんと別れて、さらに登ります。
ここからはちょっと急登。
もう一人出会ったおじさんに、「あんた達、運が良いね~昨日までバスは動いていなかったんだよ。今日も山梨県側からのバスは運休してるし。俺は伊那で2日間も足止めくったんだよ。」と言われて、拝まれました(笑)
ホント、運が良かったんですね。

30分ほどで森林限界。
一気に展望が開けて、背後の甲斐駒ヶ岳・鋸岳、横の北岳もくっきり!
楽しい稜線歩きで、小仙丈ヶ岳に到着です。


雄大な甲斐駒ヶ岳


日本で標高No.2、北岳

展望はサイコー、ここまでは気分ウキウキ♪
続きは明日のブログをお楽しみに。。。
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