SSブログ

ミスティック・リバー [映画の話]

2003年の映画、『ミスティック・リバー』を見ました。
感想は・・・イマイチです、私にとっては。
どうにもエンディングがしっくりしませんでした。

以下、内容も含んでますので、読まれる方は注意してください。
ストーリーは、幼なじみのジミー、デイブ、ショーンの3人の話。
幼少時代に、一緒に遊んでいたときに、デイブだけ連れ去られて、暴行を受ける。
大人になったとき、ジミーの娘が、何者かによって殺されて、警察になったショーンがこの事件を捜査する。
ジミーは独自に捜査を行い、その夜バーにいたデイブが疑い始める。
ここまでは、ジミーやデイブの心が非常によく表現されていて、良い映画だなと思いました。

しかし、結局ジミーが無実のデイブを殺してしまいます。
そしてそのまま街のパレードのシーンでエンディングなんです。
しかも、エンディングの前にはデイブの妻が、「あなたは何をやってもいい」的なことを言って宥めています。

うーん。自分の娘が殺されたから、何をやってもいい、というふうに聞こえて仕方ありませんでした。
中盤のジミーは、怒りや悲しみの感情を押し殺していたのに、結局最後は、殺しでしか、自分の感情を解決できなかった。
このエンディングでは、冒頭の幼少時代のシーンも意味がない気がします。
病院のシーンで、ジミーは「(娘が死んだときには、)きちんとしていないと、それが娘の思い出になってしまう。」とまで言っていたのに。
残念です。

やはり人を簡単に殺してしまう。どんな思いがあれ、こういった映画は好きになれないですね。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。