毛無山 その1 [山の話]
昨日、毛無山に行ってきました。
全国に「毛無」という名の山は、20くらいあるらしいですけど、
今回は静岡県富士宮市の朝霧高原の近くの山です。
このあたりの山では最高の1946m。標高差は1100mくらいです。
天気は、微妙。予報は晴れでしたけど・・・朝、本当は見えるはずの
富士山も見えていません。
何とか晴れることを望んで7:56、登り始めました。
昔、この辺りは金鉱があったらしく登山口の近くに精錬場所跡や粉砕機が残っていました。
沢の横から本格的に登り始めて、いきなりの急登です。
事前に地図を見て覚悟ましていましたが、なかなかです。息がすぐに上がってしまいました。
この山はきちんと?1合目から看板が出ています。なくても良いですが。
2合目をすぎた辺りに不動の滝が見えてきました。
登山道から見るとちょっと遠いですが、きれいな滝です。(写真は下です)
ここで初めての休憩。先客の2人組がいました。
先に出発するときに、ちょっと地図を見せてと声を掛けられました。
もちろん見せましたけど、登山に地図は必需品ですよ~近年、登山人口が増加しています。
気軽に登る人が増えてますけど、読図能力は身に付けておいた方がいいですね。
次に登ってきた人はこの山が3回目だそうです。奥さんを誘ったらここはきついからと言って、
1人で来たそうです。そんなにきついのか??
さらに今までも天気が悪くて富士山を見たことがないそうです。ヤバっ。
さぁ、出発です。花を期待して来たのですが、まぁまぁです。やまつつじなどがあり、
新緑もきれいでgoodです。と、景色を楽しみながらも息は上がりっぱなしです。
4合目からは熊笹もあって典型的な日本の山って感じです。
5合目で2度目の休憩。「Welcame to 5 gome」の看板。でもその横に「みんなで楽しめるハイキングコース」だって。さっきの2人組が「こんなにきついと楽しめない!」だって。確かに。
この人達は青梅(東京)から来たそうです。
さぁ、出発です。この辺りからガスが出てきて、富士山も南アルプスも絶望的。
でも花に癒されながら、ひたすら登ります。
7合目手前でサプライズ!ひょいと曲がってみると、登山道に蛇が顔を出していました。
警戒して動かなかったら、のそのそを戻って細い木に登りました。
初めて蛇の木登りを見ましたけど、上手いですね~
なんで登るんだろうと思ったら、木と体を同化させているのです!
初め、木と体が2本に見えてましたが、くねくねと体を動かして、体を敵=私、側に見せたのです。過程を知らない人が見たら木に見えます。そして顔はときどき次の木を探して
いざというときの逃げ道を確認していました。賢い!って感心していると、あっ!、ガサって、頭から3分の1くらい木から落ちちゃいました。そしたらピタッと動かないのです。そんなに警戒しなくても、襲わないって。。。かわいそうなので見るのをやめて歩き出しました。
8合目の手前で休んで、一気に頂上を目指しました。この辺りから木も低くなり、草原ぽい感じなりました。たーっぷりガスってます。そして山頂に到着。
と、やたら長くなりましたので、今日はここまで!
続きは明日にします。
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