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映画 『SAYURI』と『ロストイントランスレーション』 [映画の話]

『ラストサムライ』や『硫黄島からの手紙』のように、海外で日本を題材にした映画がよく作られるようになりました。

そのような種類の映画で、『SAYURI』『ロストイントランスレーション』を最近見ました。
どちらも前から見たいなと思っていたので、期待大でした。
結果は、SAYURIは期待以上、ロストイントランスレーションはちょっと期待通りくらいでした。

まず、SAYURIの感想から。
チャン・チィイー演じる千代(後のさゆり)が芸者として生きていく姿を描いた映画です。
ひとつひとつの出来事が短くまとめられていて、それらがテンポ良く次から次へと出てくるので、2時間ちょっとありましたが、まったく飽きませんでした。
無駄なシーンがなくて、それでいてさゆりの生き様や、他の人物の感情も上手く表されています。
芸者のシーンや、風景も美しく、おそらく忠実に表現されていると思います。
現代の日本人にも馴染みが薄くなった芸者の世界を、これだけ描くには相当な下調べが必要だろうなと感じました。
見て損はしない映画だと思います!

そして、ロストイントランスレーション。
こちらは異国の地・東京で知り合ったハリウッド俳優と、同じホテルに滞在していた結婚したばかりの写真家の妻の物語です。
不倫の映画ではありませんよ。
流れの速い東京の街とは対照的に、二人の関係はゆったりと流れていきます。
東京や日本人も”それなりに”描かれているんではないでしょうか。
ラストが、盛り上がりに欠けるかな?と思いましたが、
この映画には合った終わり方だったような気がします。

どちらも良い映画ですよ☆

SAYURI

SAYURI

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2006/07/05
  • メディア: DVD

ロスト・イン・トランスレーション

ロスト・イン・トランスレーション

  • 出版社/メーカー: 東北新社
  • 発売日: 2004/12/03
  • メディア: DVD

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クイズの答えです [映画の話]

さて、昨日のクイズの答えです。
ポイントは、3Lと5Lで4Lを量るので、差の1Lをどうやって作り出すか、です。

(解答)・・・『』内はそのときのバケツの中に入っている水の量です。
① 5Lバケツに満タンに汲む 『3L:0、5L:5』
② 5Lバケツのうちの3Lを3Lバケツに移す 『3L:3、5L:2』
③ 3Lバケツの水を捨てる 『3L:0、5L:2』
④ 5Lバケツの中の2Lを3Lバケツに移す 『3L:2、5L:0』
⑤ 5Lバケツに満タンに汲む 『3L:2、5L:5』
⑥ 5Lバケツから3Lバケツが満タンになるまで=1L、移す 『3L:3、5L:4』

これで、5Lバケツの中身が4Lになりました!
他の方法でもできるかなぁ??
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突然ですが、クイズです [映画の話]

今日は、趣向をちょっと変えてクイズを書いてみようと思います。
このクイズは、昨日職場でいきなり出されましたぁ
わたしは5分くらいで解けましたよ。
解くまで、仕事が手に着かなくて・・・

(問題)
3Lと5Lのバケツで、4Lを量ってください。ただし、水はたくさんあって、何杯汲んでもいいです。

ヒマがあったら、チャレンジしてみてくださいね。
ちなみにこの問題、映画『ダイハード3』で出ているみたいです。
時間内に解かないと、爆弾を爆発させるとかで。

今回はそんなことなくて、時間無制限なのでゆーっくりと考えてみてくださいね☆
解答は、明日のブログで。。。
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ALWAYS 三丁目の夕日 [映画の話]

昨年度の日本アカデミー賞作品、『ALWAYS 三丁目の夕日』。
昨晩、テレビで放映されていましたね。
映画館で見逃していたので、じっくりと堪能しました♪

一言で表すなら、”直球勝負の作品”だと思います。
時代は、古き良き時代の昭和33年。大人が懐かしがって、若者はちょっと興味のある時代。
2つの家族の人間模様を、じっくりと、丁寧に描いています。
そして、映画の構成は、伏線をはっておいて5分後から10分後に答えを持ってくる、とても分かり易くなってます。

誰が見ても、素直にいいなぁと思える作品です。
以下、気に入った場面を書き出してみました。ネタバレを含んでいますので注意して下さいね。

・ TVで力道山の試合を観戦するシーン・・・以前に、親から駅前にあった電気屋のTVに試合を見に行ったという話を聞いていたので、こんなんだったんだろうなぁと、思いました。

・ 新しい冷蔵庫が来て、捨てられた冷蔵庫を眺める氷屋?のシーン・・・昔の冷蔵庫って、あんなのだったんだと初めて知りました。モノが便利になると同時に、無くなる職業もある。ちょっとしたシーンですが、印象に残りました。

・ 腐ったシュークリームを食べて腹痛になるシーン・・・笑っちゃいました!たぶん今の時代にやると、怒られるんでしょうね。そのまえに、親がすぐに買ってきちゃうんですかね?

・夕日のシーン・・・50年後も同じ夕日だよね、と子供が言うのがいいですね。実際は、夕日は今も美しいですが、人の心はどうでしょうね?

と、まだまだすばらしいシーンが満載なのですが、すべてに言えることは、
人間として、あたりまえのこと・やるべきことが、自然に行えている、ことだと感じました。
2006年、今年の流行語大賞に、”品格”が選ばれました。
人として、あたりまえの優しさやモラルなどの品が無くなっているからこそ、この言葉が注目されました。
そんな今だからこそ、品のある、優しさ溢れるこの作品に人気が集まったんだと思います。

来年には続編があるみたいです。期待大ですね。
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』
http://www.always3.j
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博士の愛した数式 [映画の話]

今日は寝不足ですzzz
というのも、先週金曜日にビデオを2本借りてきたんですが、
今週は急がしくて、見る暇がありませんでした。
昨日は、出張で帰ってきてから、連続で見てから夜中に返却ポストに入れれば間に合うなぁと思っていたんですが、
同僚と飲むことになって、終わったのが夜中2時・・・
ガンバって見始めたんですが、睡魔に負けて寝ちゃいました。
朝6時に起きて、1本だけ見て返しに行きました。
見れなかった作品はまた借りてこようと思います。。。

さて、眠い目をこすりながらみた映画は、『博士の愛した数式』です。
『映画「博士の愛した数式」公式サイト』
http://www.hakase-movie.com/

以下、内容を含みますので、ネタバレに注意してくださいね。
寺尾聡演じる、数学者は80分しか記憶が持ちません。
そんな彼の所に深津絵里演じる家政婦とその息子(ルート)が来て過ごすと言うストーリーです。

全体的に、出演者が少なくてストーリーも実に淡々と進んできます。
その分、1シーン・1つのセリフがとても丁寧に描かれているなぁと思いました。
とくに、セリフは美しくて、重みがあってじっくりと考えてみたい言葉ばかりです。
眠くて、あんまり頭が回っていなかったので、今度は小説で読んでみようと思います。
”80分しか記憶が持たない”という特長を生かしたエピソードが、もう少し混じっていても良かったかなという気がします。

映画の中で出てきた『友愛数』はとても素敵だなぁと感じました。
いちばん小さな友愛数は220と284で、互いの約数の和が、284と220になるのです。
詳しくはこちらに載っています。
『友愛数-Wikipedhia-』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8B%E6%84%9B%E6%95%B0

これ以外にもいろんな数学の話が出てきて、結構忘れいてるなぁ・・・とちょっとショックでした。
ちゃんと履修したのに(笑)
数字や数学の不思議を通じて、いろんな感情が表現されている作品です。
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『天使の卵』と『天使の梯子』 [映画の話]

村山由佳さんの小説『天使の卵』が映画化されて、現在公開中です。

『天使の卵』映画HP
http://www.tentama.jp/

この小説は、自分が学生の頃に、本屋で何気なく手にして
ペラペラと読み出したら、はまってしまって一気に読んだ思い出のある作品です。
そして続編の『天使の梯子』が昨年発売されて、この作品も一気に読みました。
こちらは先週、TVでドラマとして放送されました。

『天使の梯子』ドラマHP
http://www.tv-asahi.co.jp/hashigo/

『天使の卵』から10年後を描いた作品で、人間の死に対する残された人々の感情や思い、後悔などが表されています。
『天使の卵』と『天使の梯子』の両作品に触れると、その思いが本当に良く伝わってきます。
『天使の梯子』のドラマは終わってしまいましたが、『天使の卵』の映画を見てから『天使の梯子』の小説を読むとまたひと味違うと思います。
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ヒトラー 最期の12日間 [映画の話]

映画『ヒトラー 最期の12日間』を見ました。
たしか昨年末に公開していたんですが、見る機会を逃してしまったので、ようやくレンタルで見れました。

感想は、、、2時間半で長いわりには、ヒトラーのことがあんまり描かれていない気がしました。
『最期の12日間』も見終わった後に、あれ?いつからが12日だっけって感じです。
たしかに、ここまでヒトラーに焦点を当てた作品は過去にそんなに無いと思うので、
そういった点では、歴史の闇に注目した良い作品なんですが、やはり題材が難しいんですかね?
内容が、ヒトラー以外の人物のことも描いてあるので、ちょっとヒトラー自身がぼけている感じです。

でも、ヒトラーにこだわらなければ、第二次大戦下のドイツが非常に良く描かれている秀作です!
細部までよく表されています。

エンディングに、登場人物のその後が、詳細に説明されています。
これがあることで、この映画はドキュメンタリーなんだと思わせます。
ちょっとせこいやり方ですかね!?
ただ、ヒトラーの秘書をされていた女性の証言を元に作られている作品なので、
この詳細な説明をすることで、この映画に描かれている全てのことが、『真実』であるのかなと思いました。
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ミスティック・リバー [映画の話]

2003年の映画、『ミスティック・リバー』を見ました。
感想は・・・イマイチです、私にとっては。
どうにもエンディングがしっくりしませんでした。

以下、内容も含んでますので、読まれる方は注意してください。
ストーリーは、幼なじみのジミー、デイブ、ショーンの3人の話。
幼少時代に、一緒に遊んでいたときに、デイブだけ連れ去られて、暴行を受ける。
大人になったとき、ジミーの娘が、何者かによって殺されて、警察になったショーンがこの事件を捜査する。
ジミーは独自に捜査を行い、その夜バーにいたデイブが疑い始める。
ここまでは、ジミーやデイブの心が非常によく表現されていて、良い映画だなと思いました。

しかし、結局ジミーが無実のデイブを殺してしまいます。
そしてそのまま街のパレードのシーンでエンディングなんです。
しかも、エンディングの前にはデイブの妻が、「あなたは何をやってもいい」的なことを言って宥めています。

うーん。自分の娘が殺されたから、何をやってもいい、というふうに聞こえて仕方ありませんでした。
中盤のジミーは、怒りや悲しみの感情を押し殺していたのに、結局最後は、殺しでしか、自分の感情を解決できなかった。
このエンディングでは、冒頭の幼少時代のシーンも意味がない気がします。
病院のシーンで、ジミーは「(娘が死んだときには、)きちんとしていないと、それが娘の思い出になってしまう。」とまで言っていたのに。
残念です。

やはり人を簡単に殺してしまう。どんな思いがあれ、こういった映画は好きになれないですね。
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名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム) [映画の話]

コナンの映画版、記念すべき第十作目!『探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』
公開されてから約一ヶ月がたち、そろそろ空いたかなぁーと思って、
レイトショーでこっそりと?見てきました。
観客は自分を含めて、3人。ゆったりでした♪

今までの9作は、すべてレンタルだったので、劇場に行ったのは今回が初!
正直、レンタル開始まで待ちきれなかったんです・・・

感想は、、、ネタバレが多いので、今日は書きませんが、
ストーリーは期待通りの緻密さです!すごいです!!
アニメの域をはるかに超えています。

自分的には、過去に類を見ない最低な犯人と、最高のチームワークを見せる探偵たちの対比が見物だと思います。
あとは、『人が人を愛すること』の本当の意味が分かる気がします。

いろいろ喋ってしまいそうなので、この辺で止めておきます。
まだの方は、ぜひ見てくださいね。後悔はしないと思いますよ。

『探偵たちの鎮魂歌(レクイエム) 公式HP』
http://www.conan-movie.jp/index.html
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ポーラエクスプレス [映画の話]

時期外れですが・・・映画『ポーラエクスプレス』がレンタルされていたので見ました。

『ポーラエクスプレス』
http://wwws.warnerbros.co.jp/polarexpress/html/index.html

「本当にサンタはいるの?」という、誰もが子供の頃、疑問に持つことを物語にした映画です。
そのため、内容はベタベタだろう、CGの綺麗さを楽しもうと思って見出しました。
でも、見終わって、「なーるほど、自分も悪い意味で大人になっちゃったなぁー」とショックを受けました・・・
(ここからはネタバレがあります。まだ見てない方は、要注意です!!)

主人公の少年が、眠りについた後!?、ポーラエクスプレスに乗って列車の中で、ポケットにチケットが入っている時点で、
「きっと朝起きたら、ポーラエクスプレスは夢だけど、チケットはちゃんとポケットに入っている」
という、エンディングを予想したんですが、実際は・・・
北極点でもらって、途中でなくした鈴が、プレゼントとして届いて、しかも車掌からのメッセージも。チケットはエンディングでは出てきませんでした。
つまり、『本当にポーラエクスプレスや北極点やサンタはいるんだよ!』ということをストレートに伝えたい作品ですね。
大人が描くような、夢の世界だけの話に終わらせない、いつまでも信じること=『BELIBVE』の大切さをあらためて学びました。
きっと今の自分には、鈴の音は聞こえないんだなろうなぁ(泣)

話は変わって、最近のCGは本当にスゴイですね~
列車の窓越しのシーンやプレゼントをまとめる工場?、氷越しの鈴と少年、などはリアル感たっぷりです。
あと、初めの方でココアを配るシーンやヒゲを引っ張ってカリブをどかすシーンは素直に笑えました。
この映画で、トム・ハンスクが何役も声優を務めています。
特に、車掌の声は、臨場感たっぷりです。トムで正解ですね。

最後に心に残ったセリフを。
「子供時代が終わる、魔法の終わり」
「百聞は一見にしかず」
「見えないものこそ真実」
「信じることを忘れない」
「クリスマスの心は君の胸の中にある」


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