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映画 『それでもボクはやってない』 [映画の話]

本年度の各映画賞で高い評価を受けていた、周防正行監督の『それでもボクはやってない』
昨日、TVで放送されていたので、じっくりと見ました

以下、ネタバレを含みますので、まだ見ていない方はご注意ください!

フリーターの主人公が満員電車の中で痴漢容疑を疑われ、否認するんですが留置所へ。
裁判を通じて、痴漢冤罪に立ち向かうストーリーです。

見終わって、最近の映画にない感じだなぁというのが第一印象です。
普通の映画は、ストーリーやラストシーンが重視されます。
でもこの映画って、展開やラストよりも、この物語を通して、”日本の裁判は問題があるよ”というのが伝えたかったんだと思います。
2時間という映画の時間を使って、それが良く伝わってきました。

近年、ヒット小説を原作として、キャストを変えてドラマ→映画→舞台・・・といろんなメディアで表現してしまうことが多々あります。
でも各メディアで、時間の長さなどの制約があるので、本当は最適なメディアがあるのでは?と感じています。
ドラマでヒットしたからって、無理に映画化しなくてもいいのに、ってことです。

そんな中で、『それでもボクはやってない』は、きっと映画に適していて、
ぎゅぎゅっと濃縮された中から、監督の伝えたかったことが理解できる作品でした。
ラストシーンの主人公のセリフ「とりあえず有罪になった」、というのは非常に重くのしかかる一言だと思います。


『それでもボクはやってない』公式サイト
http://www.soreboku.jp/index.html





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red_leaves_white_snow

DSilberlingさん、はじめまして
ご訪問ありがとうごさいます。

この映画を通じて日本の裁判制度の問題がよく分かりました。
少しずつ変えていってもらいたいですね。

nice!ありがとうございました
また遊びにきてくださいね

by red_leaves_white_snow (2008-03-03 23:10) 

red_leaves_white_snow

ガイちゃんさん、こんばんは

じっくりと見ると、いろいろ考えさせられる映画でした。
このような映画がきっかけで、裁判制度に改革が起こればいいと思います。

nice!ありがとうございます
by red_leaves_white_snow (2008-03-17 00:24) 

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