ドラマ 『氷壁』

先日の記事で、井上靖の氷壁を一気に読んだことを書きましたが、
そのあと、ネットで検索していたら、ドラマになっていたことを知りました。

『氷壁｜ＮＨＫ土曜ドラマ』
http://www.nhk.or.jp/drama/archives/hyouheki/

今年の１月に放送されたそうですが、全く知りませんでした。
そこでレンタルしてきて見たんですが、なかなか面白かったです。
小説でのナイロンザイルの切断事件が、ドラマではカラビナの破損に置き換わっており、山も、穂高からＫ２に変更されています。

全６話の中で、１、２話で事件が起き、３話～５話が裁判を用いて、混沌とした人間の感情を描いています。
その分、６話で真実が分かったときは、見ている側としてもとても清々しい気分になりました。
小説と同様に、山の事故を用いて、人の死と残された人の感情が上手く表現されています。

コメント 2

こんにちは。
たしか「氷壁」は映画にもなっていたと思います。
少し前にスカパー！の番組案内で見かけた気がします。
モノクロだったような・・・
by ぜろこ (2006-10-21 17:05) 

ぜろこさん、こんばんは。
氷壁は過去にもドラマや映画になっているみたいですね。
今回、わたしが見たドラマはリニューアル版といったところですね。
機会があったら、過去の作品も見て見たいですね。
by red_leaves_white_snow (2006-10-22 00:23)